
熱帯魚とは本来はアマゾンなど熱帯の淡水域に生息する美麗な魚類を飼育する趣味、およびその対象となる魚類を指す言葉であった。
技術の進歩やそれによる普及などを通じ、次第にその対象が広まった結果本来の意味を逸脱する例が増えている。
今日では屋内鑑賞用の魚類のうち金魚など一定のジャンルに属する魚類を除くものを指すことも少なくない。
すなわち熱帯魚とは、いわゆる屋内観賞魚一般を表す慣用語であり、すべてが熱帯原産というわけではない。
極端な場合、チョウザメなど低水温に生息するものも「熱帯魚」と呼ばれることもある。
海水魚の飼育は、古くは淡水魚の飼育に比べて格段に敷居が高く、元来は全く異なるジャンルと認知されていたが、これも技術革新による普及の結果、いつしか名称的には熱帯魚に飲み込まれた形である。
現在の熱帯魚は、生息地の水質により分類すれば、海水魚、淡水魚及び河口などの汽水魚に分かれる。
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